髪の毛とお酒の関係ー飲酒は薄毛予防によい?アルコールの毛髪への効果
今回は、薄毛を予防するための生活習慣として、お酒と毛髪の関係について書いていきます。お酒を好きな人は、毎日晩酌でビールなどのアルコールを飲む人も多いと思います。アルコールがもたらす髪の毛への効果について紹介したいと思います。
実はお酒を飲むと、血行がよくなり頭髪にも良い
昔から慣用句として、「酒は百薬の長」と言われてきた通り、飲酒は身体にとって様々なプラスの作用をもたらします。その1つがアルコールが血液にもたらす効果です。飲酒によってアルコールを摂取すると、血管を拡張させて、体内の血行を改善し、血の巡りがよくなります。
その結果、髪の毛にもより多くの血液が流れ、栄養が届くようになります。そのため、実は適切な量のお酒を飲むことは、薄毛予防に効果があります。
飲酒は薄毛原因のストレス解消にも効果あり
さらに、飲酒はストレス解消にもつながります。薄毛・抜け毛は、ストレスが原因として一番大きいです。ストレスを感じると、交感神経と呼ばれる神経が緊張し、血管も収縮します。その結果、血流が悪くなり、頭皮に栄養が行き届かなくなります。飲酒は、ストレスを解消させる働きもあります。アルコール摂取でストレスを軽減させることによって、血管の収縮を抑え、頭皮にある髪の毛の発育をよくします。
飲み過ぎはNG!血行が悪くなり、髪へ悪影響
ただし、飲酒が髪によいのは、一定の適量までです。お酒を飲み過ぎると、逆に血行が悪くなります。過剰なアルコールを摂取すると、体内でアルコールを分解してできた「アセトアルデヒド」という物質ができます。これが血中に流れると、血液の流れを弱める働きがあります。血の巡りが悪くなることで、髪には血液が届かなくなり、薄毛の原因になります。適量であれば、髪の毛によい飲酒も、飲み過ぎによって、かえって悪影響をもたらします。
そのため、飲み過ぎないことが大切です。
発毛薬服用中は、アルコールを控えたほうがよい
ただし、飲み過ぎでない適量のアルコールであっても、控えた方がよいケースがあります。それは、ミノキシジル成分が含まれたAGA治療薬を服用している場合です。実は、アルコールには、ミノキシジルの効果を半減させる作用があります。なぜならば、アルコールを分解するのは、肝臓だからです。せっかくミノキシジルを服用しているのに、アルコールを摂取すると、分解に肝機能が使われるため、ミノキシジルが代謝されにくくなるからです。せっかくの発毛薬の効果が薄れてしまうので、AGA治療中は、断酒・禁酒にするのがオススメです。
私も、今はAGA治療のため、ミノキシジル+フィナステリドを服用しています。そのため、飲み会に参加してもソフトドリンクを飲むようにしています。
参考記事:AGAスキンクリニックのリバース(Rebirth)服用1ヶ月経過した、薄毛改善効果と副作用や身体への影響について
薄毛予防のためにアルコールを控えれば、会社の飲み会などに参加したくない人も断る口実ができ、断りやすく、オススメです。
毛髪とお酒の関係まとめ
それでは、今回紹介した髪の毛と飲酒の効果・影響についてまとめます。
- 適量の飲酒は血行を促進し、薄毛予防にも効果あり
- 過度のアルコール摂取・飲み過ぎは、髪の毛に悪影響
- AGA治療中は、効果半減するので、断酒・禁酒がオススメ
アルコールは、自分の身体にあった分量を飲めば、身体の血行がよくなり、ストレスも軽減され、髪の毛にも栄養が届きやすくなります。しかし、飲み過ぎてしまうと、逆に血行が悪くなります。その結果、髪の毛への血液が届きにくくなり、に悪影響をもたらすことになります。
しっかり適切な量で身体にも髪の毛にも良い飲酒習慣を心がけましょう!